コメント:
貴重なエントリー 2010年10月17日 セクショナル、IMP戦 BOARD:20(1st Session) DEALER:W VUL:BOTH 今日のパートナーはNさんです。 前半の3ラウンド目です。 NORTH座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:K2 H:K742 D:KJ54 C:A64 2番手で1Dオープンしました。 しっかりとした1の代のオープンです。 左手がX。 パートナーはパス。 右手が2C。 僕はいうものがないのでパスをすると、左手が3Sとジャンプします。 右手が3NTをビッドし、右手の3NTに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S RHO sira LHO Nさん P 1D X P 2C P 3S P 3NT P P P// 左手はSpade6枚以上の良いハンドを示しています。 僕のSKは捕まる位置にあるので、Spadeが走られてしまうでしょう。 アタッキング・リードが必要と思われる状況です。 僕は、最も強いスートの4thベストということで、D4をオープニング・リードに選びました。 Nさん S: H: D: C: LHO RHO S:A8643 S S: H:AT86 E+W H: D:A82 N D: C:9 C: sira_sawa S:K2 H:K742 D:KJ54 C:A64 ダミーが現れます。 オークションから予想されるダミーとはだいぶ異なるダミーが現れました。 D4−D2−D7−DTでディクレアラーが勝ちます。 2トリック目、ディクレアラーはSQをリードしてきます。 僕がSKをカバーすると、ダミーのSAで勝ち、C9をリードしてきます。 C9−Cx−CJ−CA。 DQはディクレアラーが持っているでしょうから、 僕はパートナーからDiamondをリードしてもらう必要があります。 パートナーにHQのエントリーが期待できるかもしれませんが、 Hx−Hx−HQ−Hxでパートナーに入ったとして、 パートナーからDiamondが返ってきてDQを捕まえるものの、 ディクレアラーはSJもHJも持っていそうで、DAの後SJでハンドに入り、 僕のHKをフィネスしてあっさりコントラクトをメイクしてしまいそうです。 先に、ディクレアラーのSJを追い出してはどうでしょうか。 ディクレアラーがSJで勝った後、走る長いClubを持っていたらおしまいですが、 CJのプレイは、パートナーのCQをフィネスしているようでもあります。 僕はS2をリードしました。 S2−S3−S7−SJでディクレアラーが勝ちました。 ディクレアラーはハンドからH9をリードします。パートナーがHQを持っていますように。 H9−H4−H6−HQ。 持っていました。 パートナーは先にST、S9とキャッシュします。 ディクレアラーはC2、C8を捨てました。僕はC4、C6捨て。 それからD9をリードしてきます。 D9−DQ−DK−DAでダミーが勝ちます。 エスタブリッシュした5枚目のS8をキャッシュして、パートナーとディクレアラーはDiamondを捨てました。 僕はH2捨て。 次にD8がリードされると僕はスローインにあうところでしたが、 HA、H8とプレイしてもらったので、僕のHK、DJ5が全部取れました。 3ダウンさせ。 全体のハンドは以下の通りでした。 Nさん S:T975 H:Q5 D:973 C:T753 LHO RHO S:A8643 S S:QJ H:AT86 E+W H:J93 D:A82 N D:QT6 C:9 C:KQJ82 sira_sawa S:K2 H:K742 D:KJ54 C:A64
コメント:
点数より枚数 2010年10月11日 ナショナル、MP戦 BOARD:6(2nd Session) DEALER:E VUL:E−W 今日のパートナーはKさんです。 後半の3ラウンド目です。 NORTH座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:KJ742 H:KQ5 D:KJT C:J6 右手が3番手で1Hオープンしました。 僕は1Sとオーバーコールをします。 左手がパス、パートナーもパス、そして右手もパスをして、僕の1Sに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S RHO sira LHO Kさん P P 1H 1S P P P// Kさん S:63 H:T32 D:9765 C:AQ54 LHO RHO S: S S: H:9 E―W H: D: N D: C: C: sira_sawa S:KJ742 H:KQ5 D:KJT C:J6 左手のオープニング・リードはH9でした。 ダミーが現れます。 点数は二人合わせてちょうど20HCPあります。 向こうも20HCPあるということです。 右手が1Sにリオープン・ダブルもかけずにパスをしたので、 右手はいくらかSpadeがありそうです。3枚持っていると予想します。 点数は、どちらに何点あるか想像がつきません。 左手のH9リードは、ほとんどダブルトンで、Heartラフは必至です。 だからといって、1順でも早く刈るためにトランプをハンドから出すプレイは余計に損をしてしまいます。 ダミーからリードしたいところです。 ダミーエントリーはClubだけです。 さらに、ダミーからはDiamondのフィネスもしたいところです。 ハンドからCJをリードすることにしました。 左手がCKを持っているときは、CA、そして後からCQでダミーに入れますが、 右手がCKを持っているときには、CJがCKに抜け、CAで1回しかダミーに入れません。 しかし、CAでダミーに入ってすぐSpadeをプレイすれば、 ディフェンスはそのうち、DiamondかClubを触ることになりそうです。 ダミーからH2をフォローし、右手がHAで勝ちました。僕はH5をフォロー。 右手はH6を返してきました。H6−HK−H4−H3で僕のHKが勝ちます。 右手のH6は一番小さいHeartでCKを持っていそうです。 僕は構わず予定通り、CJをリードします。 左手がスモールをフォローし、やはり右手がCKで勝ちます。 右手はH7をリードして、僕のHQを左手がS5でラフします。 左手からD3が返ってきて右手がDQ、僕がDKで勝ちます。 右手はDAがあったら出すはずですので、どうやら左手がDAのようです。 C6をリードしてCAでダミーに入ります。ダミーのCQで消したいものはなく、 ダミーからS3をリードしました。すると右手がSAで勝ち。左手はS9をフォロー。 右手はH8とラフディスをリードしてきます。 僕は特に捨てるものがなく、ハンドのS4でラフしました。 すると左手がSTでオーバーラフ。ダミーからはD7を捨てておきます。 左手はDAをプレイし、次にCTをリードしてきます。 ダミーのCQに右手がC7をフォロー。僕はDTを捨てます。 Kさん S:6 H:− D:9 C:5 LHO RHO S: S S: H: E―W H: D: N D: C: C: sira_sawa S:KJ7 H:− D:− C:− すでに6敗しています。 ここでダミーからS6を引く一手ですが、 SQをフィネスすべきかどうか。 右手は、SA?、HAJxxx DQx? CKxx? 左手は STxx? H9x DAx? Cxxx? まで判っています。 どちらかがDiamondダブルトンならラフしようと積極的にリードしたはずです。 ゆえに、Diamondは3−3と思われます。 右手は 1−5−3−4よりは、2−5−3−3でしょう。 すでに14HCPが出てきています。SQがあるとすると16HCPになります。 16HCPなら、Heart5枚ですが、1NTオープンしたかもしれません。 Heart5枚なので、1Hオープンなのかもしれません。 いずれにせよ、枚数の予想が正しければ、ダミーからS6を引いたときに結論が出るはずです。 右手から出てきたのはSQではなく、S8でした。 僕は、右手14HCP、左手6HCPとしてオークションに違和感がないか確認して、 SKをプレイしました。 すると左手からSQがボトリ。 残り全部を勝ちました。ジャストメイク。 全体のハンドは以下の通りでした。 Kさん S:63 H:T32 D:9765 C:AQ54 LHO RHO S:QT85 S S:A8 H:94 E―W H:AJ876 D:A83 N D:Q42 C:T983 C:K72 sira_sawa S:KJ742 H:KQ5 D:KJT C:J6
コメント:
わるあがき 2010年10月3日 リジョナル、ヒューストントライアルペア戦 BOARD:11(3rd Session) DEALER:S VUL:NONE 今日のパートナーはAさんです。 二日目、前半の2ラウンド目です。 EASTに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:Q65 H:86 D:A54 C:J9743 パートナーが2番手で1Hオープンしました。 僕は1NTとレスポンスしようとしていたところ、 右手が1Sオーバーコール。 この場合には、ぎりぎり1NTとレスポンスできるかどうかの微妙なところです。 僕は、Spadeのストッパーが弱すぎるため、パスを選びました。 左手もパスをして、パートナーがXとバランシングします。 右手パスの後、僕は2Cをビッドしました。 すると左手が2Sと競り合い、パス、パスで回ってきます。 僕のSQは死ぬかもしれませんが、点数としては半分はあるので、 3Cとがんばりました。 すると、パス、パス、パスでオークションが終了し、僕の3Cに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S Aさん RHO sira LHO P 1H 1S P P X P 2C 2S P P 3C P P P// Aさん S:A7 H:AKJ43 D:J73 C:KT2 LHO RHO S:3 W S: H: S N H: D: E D: C: C: sira_sawa S:Q65 H:86 D:A54 C:J9743 左手のオープニング・リードはS3でした。 ダミーが現れます。 想定よりも強いダミーです。 SKは右手にあるでしょう。ダミーからスモールを出しておくことで、 僕のSQがエスタブリッシュするので、後でDiamondのルーザーを消すのに使えます。 ClubはAQ抜けですが、まだ判りません。 ダミーからS7を引くと、右手がSKで勝ちました。 右手はDKをリターンしてきます。 僕はDAで勝ち、S6→SAでダミーに入り、HAKとキャッシュします。 右手はH9、HQとフォローしました。 ダミーのHJがエスタブリッシュしました。 ハンドに入るために、ダミーからH3をリードしたところ、右手はSpade捨て。 C3でラフしました。 SQの下にD7を捨てます。左手はSJをフォローしました。 次にD5→DJとプレイして、右手がDQで勝ちました。 右手は5枚Spade、2枚Heartでした。 マイナーは4−2か、3−3になっていそうです。 右手はD2を返してきました。 右手はClubを返すと、ディクレアラーを楽にしてしまうので返せない様子です。 もしかしたらCAQダブルトンなのかもしれません。 D2−D5−DT−C2とダミーでラフしました。 H4をラフしてハンドに戻ってきます。右手はSpade捨て。左手は最後のHeartをフォロー。 右手からはSK、HQ、DKQが出てきました。 左手からはSJが出てきました。 右手にCAQが両方あるよりは、後から2Sとレイズした左手に1アナーはありそうです。 CQフィネスが普通そうなので、ハンドからC7をリードしてダミーからCTを出しました。 すると右手がCAで勝ち。Clubを返せば1枚になったダミーのCKが追い出されるのですが、 右手が返してきたのはD8でした。 Aさん S:− H:J D:− C:K LHO RHO S: W S: H: S N H: D: E D:8 C: C: sira_sawa S:− H:− D:− C:J9 僕は珍しい形に気づきながらC9でラフします。 左手がディスカードするならダミーからHJ捨て、 左手がCQでオーバーラフするならダミーのCKでさらにオーバーラフして、 最後はハンドのCJがハイエストです。 クーの一種で、名前が付いているはずです。 左手はCQでオーバーラフする道を選びましたが、答えは同じです。4メイク。 全体のハンドは以下の通りでした。 Aさん S:A7 H:AKJ43 D:J73 C:KT2 LHO RHO S:J93 W S:KT842 H:T752 S N H:Q9 D:T96 E D:KQ82 C:Q65 C:A8 sira_sawa S:Q65 H:86 D:A54 C:J9743