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落ちるディフェンス 2010年1月31日 セクショナル、チーム戦 BOARD:27(1st Session) DEALER:S VUL:NONE 今日のパートナーはNさんです。 チームメイトはTさん、Mさんです。 前半のラスト・ラウンドです。 NORTHに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:6532 H:AK9732 D:6 C:T7 パス、パスで回ってきました。 4枚Spadeがありますが、3番手なのでウイーク2Hオープンにぴったりです。 3番手で2Hオープンしました。 すると左手がX。 パートナーはパス。 右手が3Hとキュービッドしました。 初めパスしているので、パスしたなかで最も強いハンドを示していそうです。 特に長いスートもなく、バランスしているので、Heartのストッパーがあれば3NTやりましょう というビッドでしょう。 僕はパス。 僕がHAKを持っているので、おそらく左手は3NTとは言えないでしょう。 左手は4Dをビッドしました。 右手がこれを5Dにレイズし、3人パス。 左手の5Dに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S RHO sira LHO Nさん P P 2H X P 3H P 4D P 5D P P P// Nさん S: H:J D: C: LHO RHO S: S S:AJT4 H: E W H:QT6 D: N D:952 C: C:KJ5 sira_sawa S:6532 H:AK9732 D:6 C:T7 パートナーのオープニング・リードはHJでした。 ダミーが現れます。 ダミーはDiamondが3枚しかありません。 左手のDiamondが4枚しかなかったらどうするのでしょう。 点数だって、足りない感じです。左手はオープン点程度しか示していません。 それはそれとしてディフェンスに集中します。 パートナーのHJリードは1枚か2枚です。 左はHTxxではXをしなさそうなので、おそらく残りのHeartは2−2でしょう。 ダミーからHQがカバーされ、僕はHKで勝ちます。 HAをキャッシュすると二人ともフォローしました。 ダミーのHTがエスタブリッシュしました。 放っておくとトランプを刈り上げられた後、HTでディクレアラーのルーザーを消されてしまいます。 今すぐHeartリードをするのがよさそうです。 ディクレアラーが何か捨てるなら、パートナーがスモールラフして、コントラクトは1ダウンです。 ディクレアラーがトップラフすると、パートナーはオーバーラフできませんが、 DQxとか、DJxxのときに、普通なら刈り上げられてしまうトランプを昇格(プロモート)させることができます。 パートナーがDQxxやDJxxxのときは心配ありません。いつでもトランプトリックは取れます。 僕がH2をリードするとディクレアラーは悩んだ末、DQでラフ。 DA、DKをキャッシュして僕がショウアウトするのをみてがっかり。 パートナーのDJがプロモートしました。 1ダウンさせ。+50点。 全体のハンドは以下の通りでした。 Nさん S:98 H:J8 D:JT4 C:Q98643 LHO RHO S:KQ7 S S:AJT4 H:54 E W H:QT6 D:AKQ873 N D:952 C:A2 C:KJ5 sira_sawa S:6532 H:AK9732 D:6 C:T7 3枚目のHeartを続けたときだけ、コントラクトをダウンさせられます。 裏は、4SbyW 5メイク。+450点。+11IMP。 4−3フィットですが、トランプの内容が強く、4Sが落ちないハンドでした。
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見えないハンド 2010年1月24日 リジョナル、B−a−M戦 BOARD:4(2nd Session) DEALER:W VUL:BOTH 午後のラウンド目です。 WESTに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:KJ H:AK4 D:AJ974 C:AJ4 21HCPのバランス・ハンドです。 1番手で2NTオープンしました。 2NTオープンは20−21HCPの約束です。 パートナーがこれを3NTへレイズし、僕の3NTに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S sira LHO Mさん RHO 2NT P 3NT P P P// Mさん S:82 H:863 D:Q8652 C:K87 LHO RHO S:6 E S: H: N+S H: D: W D: C: C: sira_sawa S:KJ H:AK4 D:AJ974 C:AJ4 左手のオープニング・リードはS6でした。 ダミーが現れます。 ウイナーはHeart2つ、Diamond1つ、Club2つの5つがあります。 Spadeリードが来たので、Spadeで1つ取れます。 DKを追い出せば、Diamondがさらに3つ取れるようになってウイナーは十分となります。 しかし、リードでSpadeのストッパーが飛ばされる為、 DKに負けたとたん、Spadeを最低でも4つは取られてコントラクトをダウンしてしまいます。 DKのフィネスが利いているか、シングルトンDKを叩き落せばたくさんとれます。 10枚フィットですから、単純に確率ではフィネスが優勢です。 ダミーからS2をフォローすると、右手からSQ。これをハンドのSKで勝ちます。 そうだ。左手は僕のSJがシングルトンになっていることを知りません。 DKのフィネスが左手に抜けたとしても左手はSAをキャッシュできずに、 パートナーからSpadeをリードしてもらおうとエントリーを探すかもしれません。 実際に僕がSJxと残っているならSAキャッシュは致命的です。 2トリック目、CKでダミーに入り、D2を出しました。 右手のD3にハンドからDJを出すと左手からDK。 左手はHQにスイッチしました。うまくいきました。 これをHAで勝ち、Diamondを4連勝します。 Mさん S:8 H:86 D:− C:87 LHO RHO S: E S: H: N+S H: D: W D: C: C: sira_sawa S:J H:K4 D:− C:AJ 左手は、C5、C9、HJと捨てました。 右手は、Spade2つ、Heart1つ、Club1つ捨てた気がします。 HK、CAを取ればジャストメイクですが、CQのフィネスをして、これが利けば4メイクします。 フィネスすべきかどうか。 左手はSpadeを4枚持っています。 フィネスが抜けるとせっかくメイクできるようになったコントラクトがダウンしてしまいます。 しかし、相手チームがフィネスをして4メイクしていれば3メイクは意味のないものとなってしまいます。 左手は、S:Axxx C:Q と残っているのでしょうか? CQを持っているなら 左手は、S:Axx C:Qx と残すことも考えられますが、 もしかしたら、S:AT9 C:Qx なのかもしれません。 このときは、HKキャッシュして、SJをリードするとスローインにかかりClubが2つ取れます。 これを嫌って、S:AT9x C:Qと残している可能性があります。 Clubのフィネスをしないことにしました。 チームメイトがしっかりとSpadeを打ち抜いて3NTをダウンさせていることに期待します。 ダミーからC7をリードしてハンドのCAを出すと左手はショウアウト。 HKをキャッシュしてジャストメイクしましたが、CQフィネスは利いていました。 +600点。この1トリックが致命的でないとよいのですが。 全体のハンドは以下の通りでした。 Mさん S:82 H:863 D:Q8652 C:K87 LHO RHO S:A9765 E S:QT43 H:QJ5 N+S H:T972 D:KT W D:3 C:953 C:QT62 sira_sawa S:KJ H:AK4 D:AJ974 C:AJ4 裏は、3NTbyW 1ダウンさせ。+100点。2MP。 S6−S2−SQ−SK、C4−C3−CK−C2の後、 DQ−D3−DA−DT、Dx−DK−Dx−Sxとなり 考えた末にSAをキャッシュし、ダウンさせたそうです。
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アンブロック・オブ・ロック 2010年1月24日 リジョナル、B−a−M戦 BOARD:25(1st Session) DEALER:N VUL:E−W 今日もパートナーはMさんです。 チームメイトはHさん、Wさんです。 B−a−M戦はおそらく5、6年ぶりで、 簡単にいえばマッチポイントのチーム戦です。 前半のラスト・ラウンドです。 WESTに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:J82 H:AQ86 D:A C:Q6432 左手が1番手で1Dオープンしました。 パートナーパス。 右手が2NTレスポンスしました。 僕はオープン点を持っているのでパートナーの点数はほとんどありません。 パスをすると、二人もパスをして右手の2NTに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S sira LHO Mさん RHO 1D P 2NT P P P// パートナーに点数は期待できませんが、 枚数を期待して僕の一番長いスートをリードすることにしました。 ディクレアラーのメインスートかもしれませんが。 Mさん S: H: D: C: LHO RHO S:KQ53 E S: H:T5 N|S H: D:KQJ64 W D: C:87 C: sira_sawa S:J82 H:AQ86 D:A C:Q6432 僕のオープニング・リードはC3でした。 ダミーが現れます。 弱いダミーです。 ダミーからC7がフォローされ、パートナーからCAが出てきました。嬉しい知らせです。 ディクレアラーはCTをフォローします。 次にパートナーはCJをリード。 CJ−CK−C2−C8でディクレアラーが勝ち。 Dxリードを僕がシングルトンのDAで勝ちます。 Clubは残り3勝できそうですが、Heartも2勝したいところです。 1ダウンで満足してはいけません。明らかに2ダウンさせられますから2ダウンさせねばなりません。 パートナーからHeartをリードしてもらうためにClubをブロックして パートナーにリード権を渡すのがよさそうです。 僕はCQをキャッシュ。ダミーからH5捨て。パートナーはCxフォロー。ディクレアラーはショウアウト。 スポットカードを完全に見失っていますが、僕は残ったC64からC4をリードしました。 ダミーからHT捨て。パートナーからC5!うまくいきました。 しかもパートナーはきちんとアンブロックしてくれていたので僕はC6をリードすればClubを全部取れていたのです。 それをわざわざ僕がブロックさせたのです。 C5で勝ったパートナーは、僕のミスかどうかも含め、状況が判っていないかもしれませんが、 自然とHeartを返す状況になっています。 H9が返ってきて、H9−HJ−HQ−Sxで僕のHQが勝ちました。 C6とHAを取って2ダウンさせ。+100点。 全体のハンドは以下の通りでした。 Mさん S:764 H:973 D:873 C:AJ95 LHO RHO S:KQ53 E S:AT9 H:T5 N|S H:KJ42 D:KQJ64 W D:T952 C:87 C:KT sira_sawa S:J82 H:AQ86 D:A C:Q6432 裏は、3DbyN 3メイク。+110点。2MP。 勝ち=2MP、引き分け=1MP、負け=0MPとなります。 なお、タイトルは「アンブロック を ブロック」と読みます。
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ディフェンス爽快 2010年1月23日 セクショナル、MP戦 BOARD:24(1st Session) DEALER:W VUL:NONE 今日のパートナーはMさんです。 前半のラスト・ラウンドです。 WESTに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:QT96 H:432 D:AJT9 C:J3 1番手でパスをすると、パス、パスとなり、 右手が4番手で1Dオープンしました。 僕はパス。 左手が1Hレスポンスして、これがパス、パスと流れてきます。 ここで僕がパスをすると1Hで終わってしまいます。 1Hで終わってよい結果になることはまずありえません。 僕はバランシングポジションで必然の1Sをビッドしました。 オープンする機会、オーバーコールする機会にどちらも行動も起こしていないので、 Spadeが4枚かもしれないことはパートナーは承知しているはずです。 ここでXというのはアンビッドであるSpadeとClubを4枚ずつ持っているようなときでしょう。 すると、左手が1NTをビッド。 パートナーはパス。右手パス。 僕もパスをして、左手の1NTに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S sira LHO Mさん RHO P P P 1D P 1H P P 1S 1NT P P P// Mさん S:2 H: D: C: LHO RHO S: E S:J4 H: N S H:AKT D: W D:K762 C: C:A742 sira_sawa S:QT96 H:432 D:AJT9 C:J3 パートナーのオープニング・リードはS2でした。 ダミーが現れます。 想像したより強いダミーです。 パートナーのS2は3枚か、4枚からのリードですが、状況を考えると3枚。 アナーはあるかどうか判りません。枚数を知らせるために下からリードをしているはずです。 ディクレアラーが4枚にみえます。 ディクレアラーはHeartをビッドしていますから4−4−?−?という感じでしょう。 ダミーからSJが指示されました。 僕はSQをカバー。ディクレアラーがSKで勝ちます。 ここから、ディクレアラーは2分近く考えて、HAK、HTというプレイを選びました。 僕は、2、3、4と順番にカバー。 HT−H4−HJ−HQでパートナーが勝ちました。 パートナーは次にD4をリードしました。 ダミーからD2がフォローされ、僕はD9をプレイ。もしディクレアラーのDQに抜けたとしても パートナーにエントリーが期待できるので、DKはつかまえるつもりです。 するとD9が勝ちました。 ディクレアラーがDQを持っていてダックしていることはほとんどないでしょう。 パートナーのD4からもDQはパートナーが持っているようです。 僕からDiamondを触ると損をするので、無難なEXITカードとしてSTをリードしました。 ST−S3−S5−S4となりSTが勝っています。 Mさん S: H: D: C: LHO RHO S: E S:− H: N S H:− D: W D:K76 C: C:A742 sira_sawa S:96 H:− D:AJT C:J3 現在3勝3敗。 ディクレアラーのHeartは4枚が確定、Spadeは4枚でほぼ決まりです。 SK、HJがありました。DQなし。 SAがありそうで、Clubの状況が微妙です。 S:AKxx H:Jxxx D:xx C:Kxx ならCKでハンドに入って、Heart4枚目をキャッシュ、SA、CAと取れるのでジャストメイクは防げません。 しかし、 S:AKxx H:Jxxx D:xx C:Qxx ならハンドエントリーがなくなっています。 パートナーがCKTを持っているならCJリードがベストです。 僕は考えたあげく、CJをリードしました。 CJ−CQ−CK−CAでダミーが勝ちました。 続いて、C2−C3−C9−CT。 パートナーがCTを持っていました。 パートナーは次にSAキャッシュ。なんとたくさん持っていることでしょう。 ダミーからはC4捨て。 それからDQをリード。パートナーはもう1枚Diamondを持っているはずなので、 ダミーからスモールでもDKでも結果は同じですが、ディクレアラーはDKを指示しました。 僕が、S:9 D:AJTのハンドを見せて残り全部をクレームします。 3ダウンさせ。 全体のハンドは以下の通りでした。 Mさん S:A52 H:Q75 D:Q54 C:KT65 LHO RHO S:K873 E S:J4 H:J986 N S H:AKT D:83 W D:K762 C:Q98 C:A742 sira_sawa S:QT96 H:432 D:AJT9 C:J3 パートナーのDiamondスイッチが絶妙でした。 後からどうしてDiamondをリードしたのかパートナーに聞いてみました。 「ディクレアラーは進んで1NTをビッドした。Clubは何かしら持っているはずだが、 Diamondはパートナーがオープンしたスートなので持っていないかもしれない。 それにしてもJ、T、9全て持っているとは。」
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失うものは無し 2010年1月17日 セクショナル、MP戦 BOARD:14(2nd Session) DEALER:E VUL:NONE 今日のパートナーはKさんです。 後半の第10ラウンドです。 EASTに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:4 H:AKT6 D:82 C:AK8754 僕は1番手で1Cオープンしました。 悪くはないハンドです。 左手パス。 パートナーが1Dレスポンスしました。 右手パス。 パートナーはミニマムでの1Dレスポンスかもしれませんが、 ミニマムのときにはオポーネントのオーバーコールがあるものです。 両方とも静かということはパートナーに点数がありそうです。 僕は1Hとリビッドします。 次に、パートナーは2Sとビッドしました。 パートナーは、Spadeが4枚あれば、ナチュラルでフォーシングな1Sをビッドできますから、 2SはSpade4枚を否定する、フォーシングビッドです。 パートナーはSpadeのストッパーがあるか心配なのかもしれませんが、僕はまったくありません。 むしろ、パートナーのSpadeにアナーがないなら、フィット具合がよく、 6Cや6Dがあるかもしれません。 僕はごく自然な3Cをビッドしました。 するとパートナーが4Cへとレイズ。 4thスートフォーシング経由でのサポートなので、よいハンドを示しています。 僕はスラムを目指すために4Hとキュービッドをしました。 するとパートナーはパス! パートナーはHeartを持っていたのでしょうか。 僕のHeartが長いと勘違いしたのではないでしょうか。 とにかく、僕の4Hに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S Kさん RHO sira LHO 1C P 1D P 1H P 2S* P 3C P 4C P 4H P P P// 2S・・・4thスート・フォーシング。Spadeに無関係。 Kさん S:AQJ9 H:74 D:KQ73 C:J32 LHO RHO S: W S: H: S N H: D: E D: C: C: sira_sawa S:4 H:AKT6 D:82 C:AK8754 左手のオープニング・リードはS3でした。 ダミーが現れます。 なんとこちらが4−2のHeartです。相手側の方がたくさんHeartを持っています。 6Cがあるかもしれません。 しかし、今は4Hです。必死にメイクプランを考えます。 Heartは4−3ブレイクを期待して、1回負けておき、HAKで2順取った後、 Clubを走ってマスタートランプはいつでもラフしてくださいというのが基本方針です。 ハンドのSpadeがシングルトンだからといってSAであがってはいけません。 Clubをラフされた後にSpadeをリードされると 僕は4枚目のトランプでラフせねばならず、DAを追い出しにいくと、DA、SKと取られて1ダウンします。 コントロールを失わないためにはSpadeフィネスが利くならフィネスすべきです。 果たして、左手はSKを持っているでしょうか。 このオークション経過で、SpadeはどちらもなさそうなビッドをしていましたのでSpadeリードは当然です。 それほど多くSpadeは取れなさそうなので、アナーを重視したリードをしそうです。 S2ということはアナーを持っていそうで、アナーがなければ大きいカードをリードしそうです。 左手がSKを持っていることにかけました。 ダミーからSQを引くとこれが勝ち。第1関門突破です。 次にダミーからH4をリードして、右手のフォローに僕はハンドからH6を出します。 すると左手が「けちねぇ」としぶしぶH3を出します。右手はH2で、僕のH6が勝っています! これは嬉しいニュースではありません。 左手がH6より大きいHeartがないということは最大でもあと1枚(=H5)しか持ちえないことを意味するからです。 こんなブレイクではメイクは厳しく、ひとつでもダウンを少なくするプレイしかありません。 スチールを試みようとハンドからD2をリードしました。DKが勝つときは、SAでハンドのD8を捨てるつもりです。 左手にDAがありそうな気がします。左手のスモールをみてダミーからDKを出すと右手からDAが出てきました。 右手はHQをリターン。僕はハンドのHAで勝ちます。左手がH5をフォロー。2枚ありました。 HKもキャッシュして、左手のショウアウトを見てから、CAをキャッシュしました。 すると右手からCQが落ちてきます。ダミーのCJに向けてClubをリードすると、右手がCJをラフしました。 Kさん S:AJ9 H:− D:Q7 C:3 LHO RHO S: W S: H: S N H: D: E D: C: C: sira_sawa S:− H:T D:8 C:K875 右手にマスタートランプが1枚残っていますが、ルーザーはマスタートランプ1つだけです。 トランプ以外を出すときにはダミーで勝ち、Clubを走ればよいだけです。 実際には左手はSpadeを返しました。僕はC5を捨ててダミーのS9勝ち、 後はClubを走るのでマスタートランプはいつでもどうぞとクレームしました。 ジャストメイク。 全体のハンドは以下の通りでした。 Kさん S:AQJ9 H:74 D:KQ73 C:J32 LHO RHO S:K863 W S:T752 H:53 S N H:QJ982 D:T964 E D:AJ5 C:T96 C:Q sira_sawa S:4 H:AKT6 D:82 C:AK8754 右手はClub2順目にラフしましたが、3順目にラフしてトランプを逆刈りすればあっさりダウンしていました。 Kさん S:AJ9 H:− D:Q7 C:− LHO RHO S:K86 W S:T7 H:− S N H:J D:T9 E D:J5 C:− C:− sira_sawa S:− H:T D:8 C:K87 (右手はHJを逆刈りして、DJプレイが無難でしょう) しかし、実際にはディクレアラーのプレイミスで、 左手にHeart2枚しかないことが判っているので、 HQリターンをHAで勝った後、HKをキャッシュせずにClubを走ればよかったのです。 右手はClubを3順目にラフして、Diamondを返すのがベストです。 DK勝ち、Diamondラフでハンドに戻りClubをリードします。 右手がClubをラフしますが、・・・ Kさん S:AJ9 H:− D:− C:− LHO RHO S:K86 W S:T7 H:− S N H:J D:T E D:− C:− C:− sira_sawa S:− H:K D:− C:87 右手はDiamondが3枚しかないので、Spadeしか返せません。 あと全部とれます。 なお、他のテーブルは全て3NTをプレイ。たいてい5メイク(+460)で悪くとも4メイク(+430)しているので、 4H4メイク(+420)は悲しいマッチポイントでありました。