sira_sawa - 06/07/22 11:53:22

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逆サイド

2006年7月16日 ウイークリー昼、MP戦
BOARD:17
DEALER:N
VUL:NONE

午後からもパートナーはいつものMさんです。

SOUTHに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:Q85
	H:AKJ72
	D:74
	C:AQ7

パートナーが1番手で1Sオープンしました。
僕はレスポンダーとしてはかなりいいハンドをもっています。
右手はパス。
2Hをビッドしました。10点以上5枚以上しか示していません。
左手パス。
パートナーは2Sをビッドしました。
僕はここで、4Sというと、H5枚、S3枚(2枚)の13点しかしめしません。
それよりもK1枚強いハンドなので、
もうひとつ別のスートをはさんでからサポートをすることによって点数を
示すことができます。
3Cをビッドしました。
パートナーは3Dをビッドしました。4thスートです。
僕はここでやっと3Sとサポートを示します。
パートナーのビッドによって、僕はSpadeを選ばされたようにもみえて、
パートナーは2枚と思っているかもしれません。
パートナーの次のビッドは4D。
コントロールを示しているようであり、長さもありそうです。
バランスハンドなら3NTといいそうですから。
僕は4NTとAアスキングをします。トランプはもちろんSpadeのつもりです。
パートナーから返ってきた答えは5C。
これはキーカードが1枚または4枚という約束です。
僕がキーカードを2枚持っているので、パートナーが4枚はありえません。つまり1枚です。
二人でキーカードが3枚しかないので、5Sをビッドしました。
ところがパートナーが6Sにレイズ。
考えられることは、トランプをSpadeでなく、Diamondと思っていたとかです。
僕はNTを考えましたが、パートナーはアンバランスハンドで、NT向きではないのでしょう。
僕はパスをしました。


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
LHO Mさん RHO  sira 
    1S   P  2H
 P  2S   P  3C
 P  3D*  P  3S
 P  4D   P  4NT*
 P  5C*  P  5S
 P  6S   P   P
 P//

3D・・・4thスート。Dに無関係。
4NT・・・SpadeのRKC。
5C・・・14キーカード。


全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:AKJ93
		H:9
		D:AQJ52
		C:85
LHO			 RHO
S:7		  N	 S:T642
H:843	 W E	 H:QT65
D:T86	  S	 D:K93
C:KJT964		 C:32
		sira_sawa
		S:Q85
		H:AKJ72
		D:74
		C:AQ7

右手からのオープニングリードはClubでした。
Clubのフィネスが抜けて、Diamondのフィネスも抜けてコントラクトはダウン。
僕がNTを取っていると、Clubが守られますし、NTのほうが10点高いのです。
6Sも6NTも難易度がいっしょで6NTがよい選択でした。


sira_sawa - 06/07/17 09:52:55

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二つのプラン

2006年7月16日 ウイークリー朝、MP戦
BOARD:19
DEALER:S
VUL:E−W

今回のパートナーはいつものMさんです。

SOUTHに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:AQ2
	H:AJ5
	D:J98653
	C:K

1番手で1Dオープンしました。
すると、左手が2Sオーバーコール。
パートナーはパス。
右手もパスで回ってきました。
普通のオープン点より少しよいハンドです。
内容はあまりよくありませんが、長いDiamondをトランプにすれば、
3Dがなんとかなりそうです。
3Dをビッドしました。
すると、パートナーが3Sをビッドしました。
Spadeが止まっているなら3NTをいいなさいということなので、
僕は3NTをビッドしました。
パス、パス、パスでこれが最終コントラクトに決まりました。


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
LHO Mさん RHO  sira 
            1D
2S   P   P  3D
 P  3S   P  3NT
 P   P   P//

		Mさん
		S:9
		H:KT87
		D:74
		C:AJT982
LHO			 RHO
S:		  N	 S:
H:		 W―E	 H:
D:		  S	 D:
C:3			 C:
		sira_sawa
		S:AQ2
		H:AJ5
		D:J98653
		C:K

左手のオープニングリードはC3でした。
ダミーが現れます。

Clubが心配だったのですが、Clubは心配なく、
実は二人で8枚あるDiamondの頭が3つ抜けています。
ディフェンスは僕のDiamondの頭が抜けていることはまだ気づいていないかもしれません。
その前にClubを活かして9トリック取れないか数えます。
Club5つ。
しかしダミーへのエントリーはHKしかありません。
Heart2つ、Spade1つ。
8つあります。HQの位置をあてさえすれば9つ目です。
1)左手にHQをマークする場合は、
ハンドのCKで勝ち。
H5をリードしてHTでダミーに入ります。
CA、CJと取って、CQを追い出します。
Diamondさえこなければ、SA、HA、ととって、
HJをHKでオーバーテイク。
残りのダミーのClubを全部取ります。H3−3ならオーバートリックのおまけつきです。
2)右手にHQをマークする場合は、
1トリック目をダミーのCAで勝ちます。ハンドのCKが落ちます。
CJ、CTとリードしてCQを追い出します。
Diamondさえこなければ、SAで勝ち、HKでダミーに入り、
Clubを全て取ります。
最後にハンドのHAJに向けてフィネスをして9つです。

2つ目のプランがかっこいいアンブロックですが、
真剣にHQの位置をゲスします。
左手はSKJを持っているのはほとんど明らかです。
自分からSpadeリードができないため、パートナーにエントリーを期待しての
リードと思われます。つまりCQは右手にマーク。
僕の1Dに対して、左手がジャンプオーバーコールでしたから、
左手はDiamondアナーはほとんどないでしょう。
すると、点数的に左手にHQがありそうです。
1つ目のプランにしました。

全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:9
		H:KT87
		D:74
		C:AJT982
LHO			 RHO
S:KJT765	  N	 S:843
H:963	 W―E	 H:Q42
D:2		  S	 D:AKQT
C:Q63		 C:754
		sira_sawa
		S:AQ2
		H:AJ5
		D:J98653
		C:K

はずれ。2ダウン。
プラン2ならメイクでした。


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