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逆サイド 2006年7月16日 ウイークリー昼、MP戦 BOARD:17 DEALER:N VUL:NONE 午後からもパートナーはいつものMさんです。 SOUTHに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:Q85 H:AKJ72 D:74 C:AQ7 パートナーが1番手で1Sオープンしました。 僕はレスポンダーとしてはかなりいいハンドをもっています。 右手はパス。 2Hをビッドしました。10点以上5枚以上しか示していません。 左手パス。 パートナーは2Sをビッドしました。 僕はここで、4Sというと、H5枚、S3枚(2枚)の13点しかしめしません。 それよりもK1枚強いハンドなので、 もうひとつ別のスートをはさんでからサポートをすることによって点数を 示すことができます。 3Cをビッドしました。 パートナーは3Dをビッドしました。4thスートです。 僕はここでやっと3Sとサポートを示します。 パートナーのビッドによって、僕はSpadeを選ばされたようにもみえて、 パートナーは2枚と思っているかもしれません。 パートナーの次のビッドは4D。 コントロールを示しているようであり、長さもありそうです。 バランスハンドなら3NTといいそうですから。 僕は4NTとAアスキングをします。トランプはもちろんSpadeのつもりです。 パートナーから返ってきた答えは5C。 これはキーカードが1枚または4枚という約束です。 僕がキーカードを2枚持っているので、パートナーが4枚はありえません。つまり1枚です。 二人でキーカードが3枚しかないので、5Sをビッドしました。 ところがパートナーが6Sにレイズ。 考えられることは、トランプをSpadeでなく、Diamondと思っていたとかです。 僕はNTを考えましたが、パートナーはアンバランスハンドで、NT向きではないのでしょう。 僕はパスをしました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S LHO Mさん RHO sira 1S P 2H P 2S P 3C P 3D* P 3S P 4D P 4NT* P 5C* P 5S P 6S P P P// 3D・・・4thスート。Dに無関係。 4NT・・・SpadeのRKC。 5C・・・14キーカード。 全体のハンドは以下の通りでした。 Mさん S:AKJ93 H:9 D:AQJ52 C:85 LHO RHO S:7 N S:T642 H:843 W E H:QT65 D:T86 S D:K93 C:KJT964 C:32 sira_sawa S:Q85 H:AKJ72 D:74 C:AQ7 右手からのオープニングリードはClubでした。 Clubのフィネスが抜けて、Diamondのフィネスも抜けてコントラクトはダウン。 僕がNTを取っていると、Clubが守られますし、NTのほうが10点高いのです。 6Sも6NTも難易度がいっしょで6NTがよい選択でした。
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二つのプラン 2006年7月16日 ウイークリー朝、MP戦 BOARD:19 DEALER:S VUL:E−W 今回のパートナーはいつものMさんです。 SOUTHに座って以下のハンドが来ました。 sira_sawa S:AQ2 H:AJ5 D:J98653 C:K 1番手で1Dオープンしました。 すると、左手が2Sオーバーコール。 パートナーはパス。 右手もパスで回ってきました。 普通のオープン点より少しよいハンドです。 内容はあまりよくありませんが、長いDiamondをトランプにすれば、 3Dがなんとかなりそうです。 3Dをビッドしました。 すると、パートナーが3Sをビッドしました。 Spadeが止まっているなら3NTをいいなさいということなので、 僕は3NTをビッドしました。 パス、パス、パスでこれが最終コントラクトに決まりました。 オークションは以下の通りとなりました。 W N E S LHO Mさん RHO sira 1D 2S P P 3D P 3S P 3NT P P P// Mさん S:9 H:KT87 D:74 C:AJT982 LHO RHO S: N S: H: W―E H: D: S D: C:3 C: sira_sawa S:AQ2 H:AJ5 D:J98653 C:K 左手のオープニングリードはC3でした。 ダミーが現れます。 Clubが心配だったのですが、Clubは心配なく、 実は二人で8枚あるDiamondの頭が3つ抜けています。 ディフェンスは僕のDiamondの頭が抜けていることはまだ気づいていないかもしれません。 その前にClubを活かして9トリック取れないか数えます。 Club5つ。 しかしダミーへのエントリーはHKしかありません。 Heart2つ、Spade1つ。 8つあります。HQの位置をあてさえすれば9つ目です。 1)左手にHQをマークする場合は、 ハンドのCKで勝ち。 H5をリードしてHTでダミーに入ります。 CA、CJと取って、CQを追い出します。 Diamondさえこなければ、SA、HA、ととって、 HJをHKでオーバーテイク。 残りのダミーのClubを全部取ります。H3−3ならオーバートリックのおまけつきです。 2)右手にHQをマークする場合は、 1トリック目をダミーのCAで勝ちます。ハンドのCKが落ちます。 CJ、CTとリードしてCQを追い出します。 Diamondさえこなければ、SAで勝ち、HKでダミーに入り、 Clubを全て取ります。 最後にハンドのHAJに向けてフィネスをして9つです。 2つ目のプランがかっこいいアンブロックですが、 真剣にHQの位置をゲスします。 左手はSKJを持っているのはほとんど明らかです。 自分からSpadeリードができないため、パートナーにエントリーを期待しての リードと思われます。つまりCQは右手にマーク。 僕の1Dに対して、左手がジャンプオーバーコールでしたから、 左手はDiamondアナーはほとんどないでしょう。 すると、点数的に左手にHQがありそうです。 1つ目のプランにしました。 全体のハンドは以下の通りでした。 Mさん S:9 H:KT87 D:74 C:AJT982 LHO RHO S:KJT765 N S:843 H:963 W―E H:Q42 D:2 S D:AKQT C:Q63 C:754 sira_sawa S:AQ2 H:AJ5 D:J98653 C:K はずれ。2ダウン。 プラン2ならメイクでした。