sira_sawa - 04/11/30 01:28:31

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基本をしっかり

2004年11月28日 リジョナル、チーム戦
BOARD:22(6th Round)
DEALER:E
VUL:E−W

午後のラウンドです。

SOUTHに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:T65
	H:852
	D:AKT3
	C:JT8


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
LHO Mさん RHO  sira 
        1C   P
1S   P  1NT  P
2C*  P  2D*  P
2NT* P  3NT  P
 P   P//

2C・・・2Dを強制
2D・・・リレー
2NT・・・C4枚(とS4枚)のインビテーション

		Mさん
		S:
		H:
		D:
		C:
LHO			 RHO
S:KQJ2	  N	 S:
H:KJ6	 W―E	 H:
D:J8		  S	 D:
C:7654		 C:
		sira_sawa
		S:T65
		H:852
		D:AKT3
		C:JT8

DKをオープニングリードしました。
パートナーから7、右手から2がフォローされました。
カモンなシグナルです。
パートナーはDQを持っているようです。
ここで勝手にパートナーのDは4枚と思い込みました。
もしかしたら、5枚かもしれません。
DAを続けました。ダミーからDJ、パートナーからDQ、右手からスモールD。
パートナーはDQ7のダブルトンだったか?いや、そうではないでしょう。
ディクレアラーはD5枚は持っていないでしょうから。
アンブロックのためにDQをドロップしたにちがいありません。
ハンドのDTはエスタブリッシュしましたが、DTを取ると、
ディクレアラーの4枚目のDがエスタブリッシュしてしまいます。
2トリック目にハンドからD3をリードして、パートナーのDQに勝たせるべきだったのです。
すでに時遅しです。
取りそびれてはいやなので、DTを取りました。
パートナーはD4をフォロー。
4枚目のDでEXITします。
ディクレアラーがDTで勝ち、Sをリードします。
パートナーがSAで勝ちましたが、そこまで。取ったのはD3つとS1つ。
3メイクされ。−600点。


全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:A984
		H:QT943
		D:Q74
		C:2
LHO			 RHO
S:KQJ2	  N	 S:73
H:KJ6	 W―E	 H:A7
D:J8		  S	 D:9652
C:7654		 C:AKQ93
		sira_sawa
		S:T65
		H:852
		D:AKT3
		C:JT8

裏は、2NTbyE 3メイク。+150点。−10IMP。


sira_sawa - 04/11/28 23:30:23

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トランプ・クー

2004年11月28日 リジョナル、チーム戦
BOARD:29(3rd Round)
DEALER:N
VUL:BOTH

今日のパートナーはいつものMさんです。
チームメイトはTさん、Aさんです。

SOUTHに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:6
	H:T4
	D:AJ76
	C:AKQT85


パートナーが1番手で1NTオープンしました。
おおおおおおおおおおおー。
目指すは6Cです。
C1スーターの強いハンドは2NTからはじめる約束にしていますが、
Aの位置、枚数というよりは、KQや、つながっているかどうかなどが重要です。
これは確かめようがありません。
チャンスはかなりありそうと考え、6Cをビッドしました。


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
LHO Mさん RHO  sira 
    1NT  P  6C
 P   P   P//


		Mさん
		S:QJ73
		H:AK95
		D:KQ2
		C:62
LHO			 RHO
S:K		  N	 S:
H:		 W+E	 H:
D:		  S	 D:
C:			 C:
		sira_sawa
		S:6
		H:T4
		D:AJ76
		C:AKQT85

オープニングリードはSKでした。
最高のダミーが現れました。
Cが3−2ブレイクならいつでもメイクです。
左手がJxxxならどうしようもありませんが、右手がJxxxなら、Cのフィネスをする必要があります。

ダミーからスモールSを引くと、右手もスモール。ハンドのS6が負けます。
左手はD9にスイッチ。ダミーのDKで勝ちます。
右手もDをフォロー。
まずはCAを1順とってみます。右からC4、左からC3。
特に何かの情報はありません。穏やか3−2ブレイクである気がします。
続けてCKを取ると、左手がショウアウト。がーん。
右手にCJ9が残ります。Cフィネスしていれば当たりだったと後悔。
しかし、C4枚が右手なので、チャンスはまだあります。トランプ・クーです。
必ず出来るという保証はありませんが、CQと叩いたのでは、100%できません。
トランプ・クーに挑戦してみることにしました。
そのためには、まず、右手とトランプの枚数を同じにする必要があります。
ハンドに6枚、右手に4枚あったので、ハンドのCを2枚減らす必要があります。
DQでダミーに入ります。ここで左手がショウアウト。
うーむ、そういえば、CKのとき、左手はDをディスカードしたような気がします。
左手がD2枚ということは、4−3−2−4、右手はD4枚です。
ダミーからSをリードして、ハンドのC5でラフ。
それから、ハンドのDAJを取ります。
ダミーからはSを捨てすぎてはいけません。S1つとH1つを捨てました。
右手はDJのときにDTをフォロー。やはり4枚。
HAでダミーに入ります。
Sをリードして、右手がフォローしたのを見て、C8でラフします。
そして、HKでダミーに入ります。ラフされないことを願って。

		Mさん
		S:Q
		H:9
		D:−
		C:−
LHO			 RHO
S:??		  N	 S:−
H:??(無関係)	 W+E	 H:−
D:−		  S	 D:−
C:−			 C:J9
		sira_sawa
		S:−
		H:−
		D:−
		C:QT

ラフされませんでした。
ということは、ダミーからSを引こうが、Hを引こうが関係なし。
ハンドのCQTがどちらも取れてジャストメイク。+1370点。


全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:QJ73
		H:AK95
		D:KQ2
		C:62
LHO			 RHO
S:AKT85	  N	 S:942
H:QJ762	 W+E	 H:83
D:94		  S	 D:T853
C:2			 C:J974
		sira_sawa
		S:6
		H:T4
		D:AJ76
		C:AKQT85

裏は、6CbyN 1ダウンさせ。+100点。+16IMP。


sira_sawa - 04/11/28 02:11:30

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取れるだけ取る

2004年11月21日 セクショナル、MP戦
BOARD:15(2nd Session)
DEALER:S
VUL:N−S

午後のセッションです。


NORTHに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:954
	H:QJ42
	D:J98
	C:AK6

オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
RHO  sira  LHO Mさん
             P
1D   P  1S   P
1NT  P  2S   P
 P   P//

2S、パス、パス、でまわってきて、テイクアウトXを考えましたがやめました。
このハンド丸すぎます。
右手は1NTリビッドで12−14のバランスハンドを示しています。
Sはおそらく、左手が6枚、右手が2枚、パートナーが2枚でしょう。
(右手が3枚、パートナーが1枚の可能性もあります)
もし、2Sができるのなら、マイナス110点。
3の代で買い取って、1ダウンだと、マイナス100点。こちらのほうがよいスコアです。
しかし、2Sがダウンするかもしれません。
とにかくパスしました。

		Mさん
		S:
		H:
		D:
		C:2
LHO			 RHO
S:		  S	 S:AJ
H:		 E|W	 H:K63
D:		  N	 D:A632
C:			 C:JT54
		sira_sawa
		S:954
		H:QJ42
		D:J98
		C:AK6

パートナーのオープニングリードはC2でした。
ダミーからC4がフォローされました。
ハンドのCKで勝ちます。
そしてCAもとります。
ディクレアラーはCを2順フォローしました。
CQはパートナーにありそうですが、Cのブレイクはどうなっているのでしょうか。
ディクレアラー3枚、パートナー3枚ならば、ダミーの4枚目のCをエスタブリッシュさせてしまうことになります。
ディクレアラー2枚、パートナー4枚ならば、ダミーのCJTをエスタブリッシュさせないように、
トランプが残っている今のうちにこちらからCをリードする必要があります。
C6をリード。
ディクレアラーがラフしました。
Cはディクレアラー2枚、パートナー4枚だったようです。
SAでダミーに入り、SJが勝ちました。
パートナーは2回ともフォローしました。
ダミーからCJをリードします。H4をディスカードしました。
ディクレアラーがこれをラフして、SKで最後のトランプを刈り上げました。
そして、スモールDをリードして、ダミーのDAで勝ちました。
Dx−Dx−DA−D8
ダミーからスモールD
Dx−D9−DQ−DK
パートナーのDKが勝ちます。
そして、パートナーはH5をリードしてきました。
ダミーからスモールが引かれました。
HAに負けてしまうでしょうが、パートナーはHTはあるのでしょう。
HJを出しました。
すると勝ちます。
どうなっているのか??
2秒後、なにがおきているかを理解できました。
ディクレアラーはHは短いはずで、HAがあったら、出さない理由がありません。
パートナーがHAのアンダーリードをしたのです。
嬉しくなってH2をリターン。
ディクレアラーはフォロー。パートナーがHAを勝ちます。
あとはDJを勝って6つ目。コントラクトは1ダウンしました。
(HJが勝ったあと、DJを取ってから、Hリターンすべきでしたが)


全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:86
		H:AT85
		D:KT4
		C:Q982
LHO			 RHO
S:KQT732	  S	 S:AJ
H:97		 E|W	 H:K63
D:Q75	  N	 D:A632
C:73			 C:JT54
		sira_sawa
		S:954
		H:QJ42
		D:J98
		C:AK6


sira_sawa - 04/11/28 01:06:08

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アンブロックの方法

2004年11月21日 セクショナル、MP戦
BOARD:25(1st Session)
DEALER:N
VUL:E−W

今日のパートナーはMさんです。
初めて組みます。


NORTHに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:8753
	H:T4
	D:KT62
	C:854

オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
RHO  sira  LHO Mさん
     P  1NT  P
2C   P  2D   P
3NT  P   P   P//

		Mさん
		S:K
		H:
		D:
		C:
LHO			 RHO
S:		  S	 S:J4
H:		 E―W	 H:A962
D:		  N	 D:8
C:			 C:KJT972
		sira_sawa
		S:8753
		H:T4
		D:KT62
		C:854

パートナーからのオープニングリードはSKでした。
ダミーが現れます。
特にスイッチして欲しいものはありません。
Sのアナーはありませんが、4枚あるのでカモンを示すために7をフォローすることにしました。
SK−S4−S7−S9。
パートナーはSAを続けました。
SA−SJ−S3−ST。
パートナーはSAKxxで、ディクレアラーがSQT9なのでしょう。
パートナーからS2がリードされました。
ここでS5をフォローすると、ディクレアラーのSQに負けた後、S8がトップですから、
S4枚目は僕が勝つことになります。
S8をフォローしておくと、残っているカードを忘れてしまいましたが、
おそらくパートナーが5より大きいカードを持っているので、
S4枚目はパートナーが勝つことになります。
どっちでもいっしょかなと安易に考え、S5をフォローしました。
ディクレアラーはSQではなく、ディスカードしました。
5が勝っています。
パートナーが5枚Sを持っていたようです。
S8をパートナーがSQでオーバーテイクして、Sを無事5つ取りました。
1ダウン。

全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:AKQ62
		H:KJ87
		D:543
		C:3
LHO			 RHO
S:T9		  S	 S:J4
H:Q53	 E―W	 H:A962
D:AQJ97	  N	 D:8
C:AQ6		 C:KJT972
		sira_sawa
		S:8753
		H:T4
		D:KT62
		C:854

Kリードに対して、特別な約束はしていないものの、
(つまりフォローはアティテュード)
S4枚を理解してもらえて、信じてディフェンスしてもらえたので、嬉しかった。
そういうボードでした。


sira_sawa - 04/11/20 20:48:31

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トランプ・プロモーション

2004年11月14日 セクショナル、チーム戦
BOARD:18(2nd Session)
DEALER:E
VUL:N−S

午後のセッションからもうひとつ。


WESTに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:AQ873
	H:J43
	D:AQ8
	C:QT

右手が2番手で1Hオープンしました。
あまり考えず1Sオーバーコールしました。
左手がネガティブX。
パートナーが3Sへとレイズします。
これはSを持っていて、点数がないハンドを示します。
右手が4Hをビッドします。
これはできそうです。
4Sをいうのがお手ごろ思えますが、それは4Hをビッドした人も分かっていることでしょう。
罠かもしれません。
しかし、4Sをいうしかありません。
4Sをビッドしました。
すると、パス、パス、パスで最終コントラクトは4Sに決まりました。


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
 sira  LHO Mさん RHO
         P  1H
1S   X  3S  4H
4S   P   P   P//

		Mさん
		S:9652
		H:6
		D:KT95
		C:J943
LHO			 RHO
S:		  E	 S:
H:		 N―S	 H:
D:		  W	 D:
C:K			 C:
		sira_sawa
		S:AQ873
		H:J43
		D:AQ8
		C:QT

オープニングリードはCKでした。
ルーザーはC2、H1が確実で、Sは右手がSKxのときだけノールーザーになります。

CKにダミーからスモールを引くと、右手がC7をフォロー。
ハンドからCTをフォローしました。
それからHTにスイッチ。
右手がHAで勝ちました。
そしてCスモールをリターン。Cx−CQ−CA−C4。左手が勝ちました。
そして左手はしばらくして、Dをリードしました。
ダミーからD5を引くと、右手がスモールをフォローします。
ハンドのD8が勝ちました。
ダミーからSをリードしたかったのに、ダミーに入りそびれました。
Hラフでダミーに入ります。
ダミーからS5−ST−SQ−S4。
お、SQが勝ちました。右手からSTが出ましたということは、
SAを取ると、左手からSJ、右手からSKが落ちます。
4メイクをクレーム。+420点。


全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:9652
		H:6
		D:KT95
		C:J943
LHO			 RHO
S:		  E	 S:
H:		 N―S	 H:
D:A		  W	 D:
C:			 C:
		sira_sawa
		S:AQ873
		H:J43
		D:AQ8
		C:QT

普通にメイクしたようですが、
実はダウンするんです。
左手がDをリードしたとき、Dでなく、Cをリードしていると・・・
右手がSKでラフ。
ハンドのSAでオーバーラフなければ、4ルーザーになるので、
SAでオーバーラフします。
SQでSTが落ちますが、SJはどうしても捕まえられず、1ダウンします。

裏は、4SXbyW 1ダウンさせ。+100点。+11IMP。


sira_sawa - 04/11/20 19:58:33

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弱い

2004年11月14日 セクショナル、チーム戦
BOARD:30(2nd Session)
DEALER:E
VUL:NONE

今日のパートナーはいつものMさんです。
チームメイトはKさん、Hさんです。
午後のセッションから。


WESTに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:98765
	H:92
	D:54
	C:8653

つまらないハンドです。
パートナーが1番手で1Sオープンしました。
Sは5枚もありますが、レスポンスはしたくありません。
右手が2Hオーバーコールしました。
2Sをいうには点数が足りなさ過ぎます。
3Sといったほうがよいでしょうか。
3Sはいくつ落ちるのか分かりません。
向こうにスラムがあるなら、4Sでも悪くはないのですが、
スラムがあるかどうか分かりません。
3Sをビッドしました。
すると左手が4S。キュービッドです。
パートナーパス。
右手は5Dをビッドしました。
左手が5Hをビッド。
右手がパスをして最終コントラクトは5Hに決まりました。


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S 
 sira  LHO Mさん RHO
        1S  2H
3S* 4S   P  5D
 P  5H   P   P
 P//

		Mさん
		S:
		H:
		D:
		C:
LHO			 RHO
S:A2		  E	 S:
H:AT63	 N S	 H:
D:A6		  W	 D:
C:KJT92		 C:
		sira_sawa
		S:98765
		H:92
		D:54
		C:8653

オポーネントはSのコントロールは持っていそうなので、
ダウンを狙ってD5をオープニングリードしました。
ダミーが現れます。
ダミーからのDスモールにパートナーがDQ。ディクレアラーがDKで勝ちました。
ダミーを見た後だとCのリードがよかったと思えます。
しかし、結局はCが消せないので、パートナーがCAQを勝ちジャストメイクされ。
−450点。

全体のハンドは以下の通りでした。

		Mさん
		S:KJT43
		H:8
		D:Q9873
		C:AQ
LHO			 RHO
S:A2		  E	 S:Q
H:AT63	 N S	 H:KQJ754
D:A6		  W	 D:KJT2
C:KJT92		 C:74
		sira_sawa
		S:98765
		H:92
		D:54
		C:8653

裏も5HbyS 5メイク。+450点。プッシュ。


sira_sawa - 04/11/13 19:55:05

コメント:

豊富なハンド

2004年11月12日 Tajmahal 25th EDITION(BBO)、MP戦
BOARD:4
DEALER:W
VUL:BOTH

シングルエントリーで知らないAmerica人と組みました。
プロフィールに2/1almost GFと書いておいて、
コンベンションの打ち合わせは簡単な確認だけでした。


EASTに座って以下のハンドが来ました。
	sira_sawa
	S:AJ2
	H:754
	D:AK
	C:AQ742

なかなかよいハンドです。
ところがパートナーが1番手で1Dオープンしました。
右手はパス。
まずは2Cとレスポンスします。
左手パス。
パートナーのレスポンスは2D。
パートナーにHアナーを期待して、NTがよさそうと考え、
6NTへのインビテーションという意味で4NTをビッドしようとして、思いとどまりました。
今ここで4NTをビッドするとDのRKCとなってしまいそうです。
様子を見るために2Sをビッドしました。
するとパートナーは3Sへレイズ。
おそらく4枚でしょう。4−3の4Sがよいのでしょうか?
それともやっぱりパートナーへHストッパーを期待して3NTというべきか?
考えなおします。
4枚Sに5枚以上のD。Cにつけないところを見ると、Cはあっても2枚でしょう。
ということはHは短いはずです。
NTには向いてなさそうです。
そしてこちらに18HCPあって、パートナーがオープンしているのですからスラムにはいきたいところです。
今パートナーは5枚以上のDを持っています。6枚あるかもしれません。Dにつけることにしました。
6Dをビッド。
パス、パス、パスで最終コントラクトは6Dに決まりました。
もしかしたら、Xがあるかもと思ったのですが、ありませんでした。
穏やかなブレイクで6Dができるのか、ひどいブレイクかのどちらかでしょう。


オークションは以下の通りとなりました。

 W   N   E   S
 Pard  RHO  sira  LHO
1D   P  2C   P
2D   P  2S   P
3S   P  6D   P
 P   P//

		Pard
		S:K863
		H:A
		D:J96532
		C:KT
LHO			 RHO
S:		  W	 S:
H:		 S+N	 H:K
D:		  E	 D:
C:			 C:
		sira_sawa
		S:AJ2
		H:754
		D:AK
		C:AQ742

オープニングリードはHKでした。
(ダミーから、ディクレアラーのハンドが見えるようになっています)
もし、DQがダブルトンならDノールーザーです。
S3−3か、Sフィネスが利くか、Cが4−2ブレイク以内なら1ルーザーですみます。
DQがダブルトンでないときは、
SQオンサイドの3−3か、C3−3ならサイドがノールーザーです。

オープニングリードをHAで勝ち、
DAKを取ると、右手からDQが落ちました。
やった。
CKでハンドに戻り(Hラフで戻ったほうがよいと思いますが)
DJで最後のトランプを刈り上げます。
CAQを取ると、両方ともフォロー。C3−3でした。
7メイク。

全体のハンドは以下の通りでした。

		Pard
		S:K863
		H:A
		D:J96532
		C:KT
LHO			 RHO
S:Q4		  W	 S:T975
H:T9632	 S+N	 H:KQJ8
D:T84	  E	 D:Q7
C:965		 C:J83
		sira_sawa
		S:AJ2
		H:754
		D:AK
		C:AQ742

そうです。
DQが落ちるし、C3−3ということはNTでもトリックがあるということです。
頭から叩けば15トリックあります。
今回はNTが当たりでしたが、DQxでなく、DQxxだったら、6NTができずに
6Dのみできるハンドでした。


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