sira_sawa - 02/11/24 02:38:10

コメント:

想像するに

2002年11月17日 セクショナル、MP戦
ボード:4(2nd Session)
ディーラー:W
VUL:BOTH


午後のセッションです。


Wに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S 92
	H QJ
	D AK
	C JT98753


以下の通りオークションが進みました。

 LHO Mさん RHO sira
              P
  P   P  1D   P
 1S   P  2NT  P
 3NT  P   P   P//


さて何をリードしましょうか。
ディクレアラーはD6枚のバランスハンド、18−19HCPのビッドをしています。
DAKの2トリックは取れそうです。

Cリードは、パートナーにAKQのうち1つでもあればCがエスタブリッシュしそうです。
でもそんなに都合よくアナーをもっているでしょうか。
他に落ち目があるとしたらHのリードですが、
パートナーがどんなHをもっていればコントラクトが落ちるか想像できません。
点数的にいってパートナーに期待できるアナーはせいぜい1つです。
CJのリードをしました。


		Mさん
		S 
		H 
		D 
		C 
LHO			RHO
S QJT4	 E	S 
H T4		N S	H 
D J732	 W	D 
C Q42		C 
		sira_sawa
		S 92
		H QJ
		D AK
		C JT98753

ダミーからスモール。パートナーはC6をフォロー。これはスモール。
ディクレアラーがCAで勝ちました。
当然Dが来ました。DKで勝ち、考えます。
Cの枚数を数えると残り1枚です。
もしかしたらパートナーがCK持っているかもとCTをリターンしました。

でもこれって意味がない。
ディクレアラーがC2枚もっている可能性は非常に高い。
よってCKはディクレアラーにあると考えるのが普通。
パートナーがCKを持っている場合、CKを勝ってCを返せない。
というよりCKxならブロックしないように1トリック目にCKを出すはず。
ということでパートナーはCKを持っていないと考えるのが普通。

普通でない私はディクレアラーのCKに負けて、
DリードをDAで勝つ。
Hリードも考えたが、やっぱりパートナーがどんなHだと落ちるのか想像できず
S9を返した。

ディクレアラーがSAで勝つ。
5メイクをクレームされました。


全体のハンド
		Mさん
		S 8653
		H A976532
		D 6
		C 6
LHO			RHO
S QJT4	 E	S AK7
H T4		N S	H K8
D J732	 W	D QT9854
C Q42		C AK
		sira_sawa
		S 92
		H QJ
		D AK
		C JT98753

そのときディクレアラーのHはKx。
なるほど。パートナーのHはAが頭の7枚。
どうやらHリードでコントラクトは落ちるようです。

DKで勝った後、HQリードでも遅くはなかった。
HQをリードするとパートナーは一瞬にしてHのディストリビューションがわかり、
Hの1トリック目をダックすると共にH7のカモンシグナルを出す。
4ダウンのチャンスが。。。失礼しました。


sira_sawa - 02/11/24 01:44:54

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パンピング

2002年11月17日 セクショナル、MP戦
ボード:15(1st Session)
ディーラー:S
VUL:N−S


今日のパートナーはいつものMさんです。


Sに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S 942
	H 2
	D Q9854
	C QT86


以下の通りオークションが進みました。

 Mさん RHO sira LHO
     1NT  P  2C
  P  2D   P  2S*
  P  4H   P   P
  P//

2S・・・メジャー55のゲームインビテーション


ビッドからディクレアラーはH3枚、S2枚と思われます。
もしかしたらSは3枚かもしれませんが。
SをリードしてはダミーのSエスタブリッシュの手伝いをしてしまうことになってしまいます。
Dをリードしたとしてもパートナーの4枚トランプでラフすることになってしまい
あまり有効ではありません。
ということでCの4THベストC6のリードになりました。

		Mさん
		S 
		H 
		D 
		C 
LHO			RHO
S AQJ87	 E	S 
H QT743	N S	H 
D 73		 W	D 
C 4			C 
		sira_sawa
		S 942
		H 2
		D Q9854
		C QT86

ダミーが開かれました。
ダミーのCはシングルトンです。
パートナーはCKをフォロー。ディクレアラーがCAで勝ちました。
それからHKをリード。
スモール、スモール、スモール。
HJをリード。
Sスモール、スモール、スモール。
ディクレアラーはここでH1−4ブレイクに気づきますが、最後のHを続けました。
H6−D4−HQ−HA。
パートナーが勝ちC2のリターンです。
C5−C8−H7でラフ。

最後のトランプを刈り上げずに、DAでディクレアラーのハンドに戻り、
STを引いて流します。
パートナーのSKが勝ちます。
Cリターン。C3−C7−CT−HTラフ。

やっとここで気づきました。
Cリードはあたりだったのです。
Cをラフするために長いほうのトランプを使わされる状態になっていたのです。
パンピングってやつです。

		Mさん
		S 63
		H 9
		D 6
		C 9
LHO			RHO
S AQJ8	 E	S 5
H −		N S	H −
D 7		 W	D KJT
C −			C J
		sira_sawa
		S 9
		H −
		D Q98
		C Q

エントリーはダミー。
もうディクレアラーはどうしようもありません。
ダミーのSは走れません。
Sの4トリック目をパートナーがラフし、Cリターンで1ダウンです。


全体のハンド
		Mさん
		S K63
		H A985
		D 62
		C K932
LHO			RHO
S AQJ87	 E	S T5
H QT743	N S	H KJ6
D 73		 W	D AKJT
C 4			C AJ75
		sira_sawa
		S 942
		H 2
		D Q9854
		C QT86

なんとなくできてもよさそうなコントラクトですが、
できめはあったのでしょうか?


HK、HJと勝ったとき、
EASTはディクレアラーのHがなくなる3順目にHAをとるべく待っています。
ここでHをひかずに、Sのフィネスをします。
EASTのSKが勝ちEASTはCをリターン、ダミーのHでラフ。
その後ダミーのSを上から引くとS3−3ブレイクがわかります。
ディクレアラーはSの3順目にCをディスカードします。
さらにSを続けるとEASTがH9でラフ。
ディクレアラーは最後のCをディスカードします。

		Mさん
		S −
		H A
		D 62
		C 93
LHO			RHO
S 8		 E	S −
H QT		N S	H 6
D 73		 W	D AKJT
C −			C −
		sira_sawa
		S −
		H −
		D Q985
		C Q

エントリーはEAST。
ディフェンスはもうどうしてもあと1トリックしかとれません。
ジャストメイクです。


それ以前に、CAで勝ったあと、2トリック目にSのフィネスをしてSKに負けにいけば、
トランプを刈り上げることができてSKとHAに負けるだけで5メイクもできてしまう。はうっ。


sira_sawa - 02/11/18 01:20:12

コメント:

どこまでいう?

2002年11月16日 ローカル夜、KO戦
ボード:7
ディーラー:S
VUL:BOTH


パートナーは引き続きIさんです。
チームメイトはHさん夫婦です。


Sに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S AK98
	H JT72
	D 532
	C QT


以下の通りオークションが進みました。

 Iさん RHO sira LHO
          P  1C
 1S  2C  3C  5C
 5D   P  5S   P
  P   X   P   P
  P//


左手の1Cオープンにパートナーが1Sオーバーコール。
右手が2Cとレイズしました。
SAKxxと非常に良いサポートがあるため、3Cとリミットレイズを示すキュービッドをしました。
すると左手はいっきに5Cをビッド。
パートナーは5Dをビッドしまいした。単なる競り合いではなく、スラムに興味のあるハンドなのでしょう。
SとDのよい2スーターと思われます。
SAKもなしにスラムに誘っているのだからこんなにすばらしいサポートで6Sをビッドするべきでしたが、
5Sとビッドしました。
Dも3枚持っていて2スーターフィットですし。

おもむろに左手がXしました。
パス−パスで回ってきて、5SXは絶対できるからXXしようかとも思いましたが、
6Cに逃げられると損です。

オポーネントの6CをXって4ダウンさせれば1100点もらえますが、
作るつもりで5Cをいっているぐらいだから4ダウンはありえないでしょう。

6Sはできそうだが、もしかしたらできないかもしれません。
確証のもてない1430点より、確証のもてる850点(おそらく1050点)で満足することにしてパスしました。


VULにて
6CX3ダウン : 800点
6CX4ダウン :1100点
5SX5メイク : 850点
5SX6メイク :1050点
5SXX5メイク:1200点
5SXX6メイク:1600点
6S6メイク  :1430点


全体のハンド
		Iさん
		S JT76532
		H −
		D AQJT9
		C J
LHO			RHO
S Q4		 N	S 
H AK4	W E	H Q98653
D K7		 S	D 864
C AK6532		C 9874
		sira_sawa
		S AK98
		H JT72
		D 532
		C QT

Dのフィネスが効いて5SX6メイク、+1050点。
裏は、5CXbyW 5メイク。+750点。+18IMP

NORTHの6Sができますね。
WESTの6Cもできますよ。
あぶなかったかも。できそうに6Sをビッドしたら、
勘よくWESTは7Cでサクリファイスをしたかもしれない。
オポーネントの7CXは1ダウンしかしないからたった200点のプラスに
なっていたかもね。
DAをリードしないと7CXはメイクするし。


sira_sawa - 02/11/18 01:19:10

コメント:

止まっていないスート

2002年11月16日 ローカル昼、IMP戦
ボード:7
ディーラー:S
VUL:E−W


今日のパートナーはIさんです。
ローカルでIさんと組んだ覚えはあまりないです。


Sに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S T753
	H AT72
	D 52
	C K53


以下の通りオークションが進みました。

 Iさん RHO sira LHO
          P  2H
  P  2NT  P  3H*
  P  3NT  P   P
  P//

2NT・・・オーガスト(ウイーク2の内容をたずねる)
3H・・・点数マキシマム、Hの内容が悪い(という約束たが、間違えたらしい)


		Iさん
		S 
		H 
		D 
		C 
LHO			RHO
S 4		 N	S 
H KQ9853	W E	H 
D K76	 S	D 
C 974		C 
		sira_sawa
		S T753
		H AT72
		D 52
		C K53


オープニングリードです。
積極的なC3のリードをしようかとも考えましたが、
ディクレアラーがCAQと持っていたとき損をしてしまうと考え、
消極的なS7のリードをしました。
トップオブナッシングで、Sはアナーを持っていないから、他のスートを返してください
というリードです。

ダミーからS4、パートナーはSJ、ディクレアラーはSKで勝ちました。
パートナーはSQをもっていそうです。
しかしSAは持っていないでしょう。
SAを持っているなら、すぐに勝ち、他のスーツにスイッチしたほうがよいことを知っているからです。

次にディクレアラーはHJを出しました。
ディクレアラーのHは1枚か2枚です。
ディクレアラーのHが2枚の場合に備えて、ホールドアップのため、H2を出しました。
ダミーはH3、パートナーはH6。

次の瞬間ディクレアラーはクレームしました。
S2個、H1個、D6個でジャストです、と。

あー、Cが止まってないー。
Hの1トリック目にHAで勝ち、C3リターンすれば落ちていたのです。
しかもHTを持っているのだから、HAの後、HK、HQと取られても
HTが勝てるようになるので、Hは走られなかったはずです。
(ディクレアラーがH2枚でHTをフィネスされたらあっぱれというしかありませんが・・・)

すぐにHAと取って、落ち目を考えてC3のリードをするべきでした。
やってもた。ストッパーのない3NTを作られてしまいました。

全体のハンド
		Iさん
		S QJ62
		H 64
		D 84
		C AJ862
LHO			RHO
S 4		 S	S AK98
H KQ9853	E W	H J
D K76	 N	D AQJT93
C 974		C QT
		sira_sawa
		S T753
		H AT72
		D 52
		C K53


sira_sawa - 02/11/15 01:13:03

コメント:

スペースがある

2002年11月3日 セクショナル、チーム戦
ボード:19(2nd Session)
ディーラー:S
VUL:E−W

本日は1セッション20ボードで3セッションもあります。
午後はいつもよりはやめに2ndセッションを開始しました。


Nに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S −
	H AQ432
	D KT842
	C KJT


右手がパスで、1Hとオープンしました。
左手が1Sオーバーコール、
パートナーは2Hとレイズ、
右手は2Sときて、ハンドを再評価します。
パートナーのハンドによってはゲームがあるかもしれないと思い
ゲームインビテーションをかけるべくXしました。
マキシマル・オーバーコール・ダブルの約束をしているので、
3Hといった場合は単なる競り合いになるからです。

すると左手パス。パートナーもパス!右手もパスし、
コントラクトはEASTの2SXになってしまいました。


ビッド経過は以下の通りでした。

 sira LHO Kさん RHO
          P   P
 1H  1S  2H  2S
  X   P   P   P//


全体のハンド
		Kさん
		S J65
		H T75
		D J75
		C 8742
LHO			RHO
S AQT73	 S	S K9842
H 98		E W	H KJ6
D AQ3	 N	D 96
C Q95		C A63
		sira_sawa
		S −
		H AQ432
		D KT842
		C KJT

なんと4メイクされ。−1070点です。
2Sはおろか4Sも落ちそうにありません。

パートナーに言われました。
3Cや3Dというビッドができるのだからインビテーションなら
3Cか3Dをビッドすればよい。
3Cも3Dもビッドしないで、Xというのはペナルティになる。と。

そ、そ、そうでした。
競り合いのときいつでもXといえばゲームインビテーションになるものとばかり誤認してしまっていました。
マキシマル・オーバーコール・ダブルは競り合いで、ゲームインビテーションをしたいが、
他にビッドがないときに行うものでしたね。

  N  E  S  W
        P  P
 1H 2D 2H 3D
  X
3Dの次にできる最もランクが低いビッドは3Hであり、
これはアグリードスートの3の代である。
これはインビテーションの意味であるか競り合いの意味であるか
区別がつかないため、ペナルティXを諦め、
マキシマル・オーバーコールダブルを使用することにより、
Xはインビテーション、3Hは単なる競り合いという意味に使用できる。
今までのペナルティXをしたかったようなハンドは
パートナーがXをいってくれるのを期待しつつパスをするしかない。


裏は、4SbyW 5メイク。+650点。−9IMP。


sira_sawa - 02/11/07 01:54:37

コメント:

おいしくなさそうだから買わない

2002年11月3日 セクショナル、チーム戦
ボード:23(1st Session)
ディーラー:S
VUL:BOTH


今日のパートナーはKさんです。初めて組んでいただきます。
チームメイトはMさん、Gさん。お馴染みのペアです。


Nに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S T4
	H AQ8
	D KQT764
	C K4


Sのパートナーが1Cオープンしました。
右手はパス。
オープンできるハンドをもっています。最低でもゲームにいくべく、1Dとレスポンスしました。
左手が2Sとジャンプオーバーコール。

パートナーはパスです。右手パス。
Sが止まっていたら3NTいきましょうという3Sをビッドしようかと思いましたが、
パートナーがS止まっていないとき、バランスハンドだったら困るのではと思いました。
ここはビッドスペースを有効に使いハンドを聞いてみるべきと、Xをしました。
2Sまでのコントラクトに対するXはコンペティティブX(点数はあるが適当なビッドが無い)の約束です。
するとパートナーは3Hをビッド。パートナーはH4枚のようです。
そこでふと、自分のDが6枚であることに気づきました。5枚かと思っていたのです。
5枚であったとしても、2Sに3Dというべきでした。
そこへ右手が3Sとオーバーコールしました。
ここで4Dも考えられますが、Sが2−2だとS2ルーザー出て5Dは難しそうです。
パスしました。パートナーが行動を起こすかどうか待つことにしました。
パートナーもパス。
コントラクトは3Sに決まりました。


ビッド経過は以下の通りでした。

 sira LHO Kさん RHO
         1C   P
 1D  2S   P   P
  X   P  3H  3S
  P   P   P//



全体のハンド
		Kさん
		S K
		H KT72
		D J5
		C AQJ653
LHO			RHO
S AQJ873	 S	S 9652
H 6		E W	H J9543
D 932	 N	D A8
C T87		C 92
		sira_sawa
		S T4
		H AQ8
		D KQT764
		C K4

DJのリード。
(H5枚のダミーにはびっくり、H5−1ブレイクの3Hをやるところだった。)
ダミーのDAに負ける。Sをフィネス。シングルトンSKが勝つ。
再びDリードをDQで勝ち、CK勝ち、C4にCJが勝ち。
CAをダミーのS9でラフするもSTでオーバーラフ。
HAを勝ってディフェンス終了。

3SbyE 2ダウンさせ。+200点。
コントラクトは落ちると思っていたけど、やはり落ちたねぇ。
しかしN−Sには何かでゲームがあるはず。
見事にじゃまされてしまいました。

後でハンドを見ると5Cがコールドのようです。
5Dはおそらく、EASTがHシングルトンのリードをするので、
DA、Hラフ、SAと負けて1ダウンでしょう。
ついでにE−Wの3SはSKシングルトンをあてて、トランプを刈り上げればジャストメイクです。

チーム戦であることだし、
ゲームの可能性があるのだからビッドを続けるべきでした。

裏は、5CbyS 5メイクされ。−600点。−9IMP。


sira_sawa - 02/11/01 01:34:30

コメント:

ハンドパターン

2002年10月26日 土曜IMPチーム戦
ボード:24(2nd Session)
ディーラー:W
VUL:NONE


次もパートナーはOさんです。


Eに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S J86
	H QT82
	D AJ83
	C 63


Wのパートナーが1Cオープンしました。
1Hとレスポンスしました。
RHOが2Dとオーバーコール。
パートナーは2Sとビッドしました。
ミニマムなハンドならSがあっても2Sとは言わないでしょうから
16点以上は期待できます。
弱いハンドではなさそうです。2NTとレスポンスしました。
するとパートナーはさらに3Sとビッドします。
S5枚で、かつ、オープンしたスートのほうが長い(つまりC6枚以上)というビッドです。
(S5枚、C5枚の良いハンドなら、1Sでオープンし、Cを2回ビッドすればよいから)
S3枚あって、スラムには興味がないので、4Sとレイズしました。
パートナーはパスしません。5Cをビッドしました。

ううむ、Cのほうが内容が良いということだろうか?
スラムインビテーションだろうか?
C2枚は良いサポートだが、スラムにいくかどうかの基準はなんだろうか?


ビッド経過は以下の通りとなりました。

 RHO sira LHO Oさん
             1C
  P  1H  2D  2S
  P  2NT  P  3S
  P  4S   P  5C
  P   P   P//



全体のハンド
		Oさん
		S AKQ72
		H −
		D 4
		C KQJ7542
LHO			RHO
S 9		 W	S T543
H KJ763	S N	H A954
D KQT952	 E	D 76
C T			C A98
		sira_sawa
		S J86
		H QT82
		D AJ83
		C 63


5CはCのほうがさらに長いよ(7枚)というビッドでした。
そしてビッドを継続するということは当然良いハンドです。
するとこのビッドから、WESTのハンドは5017か5107とわかりそうです。
(2ボイドなら自分で6Cをビッドしそうです)
C2枚は十分なサポートで、DAがあるので、5DとDAを示せば、
パートナーは、5107なら5Sでサインオフし、5107なら6C(パスか6Sの選択)をビッドしたでしょう。

冷静に考えればそうだよなぁ。
もったいなかった。あと少しだったのに。6メイク。+420点。


裏は、4NTbyW 3ダウンさせ。+150点。+11IMP。


sira_sawa - 02/10/30 02:10:21

コメント:

役に立ったコンベンション

2002年10月26日 土曜IMPチーム戦
ボード:28(1st Session)
ディーラー:W
VUL:N−S


今日のパートナーOさんです。
チームメイトはTさん、Aさんです。

Oさんとは5回目ぐらいです。
Oさんは、ディクレアラーはもちろん、ディフェンスが非常に上手です。
6月23日の「9トリック」で見事にSQをかぶせたEASTのオポーネントはOさんです。
私がディフェンスシグナルを知ったのは、Oさんに教えてもらったのが始めです。
それまではディフェンスのシグナルがあることすら知りませんでした。



Eに座ってこんなハンドが来ました。
	sira_sawa
	S A9743
	H A92
	D Q
	C AK65


ビッド経過は以下の通りとなりました。

 RHO sira LHO Oさん
             P
  P  1S  P  2S
  P  3D* P  4S
  P   P  P//

3D:ヘルプ・スート・ゲーム・トライ。Dにコントロールにあればゲームに行きましょう。


まあまあ良いハンドです。チーム戦ですから、まだゲームの望みを捨てるには早い気がします。
ゲームトライはヘルプスート・ゲームトライの約束をしていました。
Dシングルトンは2NDラウンドコントロールですが、トランプが5枚しかないので、
パートナーにもDアナーがないときにDを連続で攻められるときつそうです。
逆にパートナーがDアナーを持っているとゲームはかなりよい確率でできそうでもあります。
3Dとゲームトライしたところ、パートナーはゲームにのってくれました。

D2のオープニングリードです。
ダミーが開かれました。

		Oさん
		S Q85
		H 876
		D KJ654
		C T4
LHO			RHO
S 		 W	S 
H 		S N	H 
D 2		 E	D 
C 			C 
		sira_sawa
		S A9743
		H A92
		D Q
		C AK65

HCPはないものの、なかなかよいハンドです。
ヘルプスートゲームトライ以外ではゲームに到達できないと思われます。
ナイスコンベンション&ナイスビッドです。


Hリードならコントラクトは絶望的でしたが、Dリードならできめはかなりありそうです。

1トリック目は右手がDAで勝ちました。
HリターンをHAで勝ち、CA、CKととります。
C3回目をダミーでスモールラフ。左からはCQがフォローされました。
DK、DJととり、その下にHを2枚捨てます。両方2回ともフォローです。


ここからがいけなくて、Dがもう残っていないと勘違いしてダミーからDを引き、
右手はHをディスカード、ハンドからCをディスカード、左手がDTで勝ち。
しまった。2ルーザー目です。あとS1ルーザーにおさえなくては。
SOUTHからHリターンをハンドでラフして勝ち、SKを左手に期待してSスモールを引きます。
左からスモールが出たので、SQを引くと、右がSKで勝ちました。
Hリターンをハンドでラフします。左はHをフォローしました。
SAをとりましたが、トランプが1枚残っており、4ルーザー目。1ダウン。−50点。


大失敗。正しい手順でコントラクトはメイクします。
DJの後、Hラフでハンドに入り、
最後のCを引きます。左はCQで、CJがまだ出ていませんでしたから、左がC3枚、右がC4枚と見ます。
左がスモールラフだったらオーバーラフ。
あとは3−2ブレイクを願ってSリターンをSAで勝ち、Sスモールを出しSに2回負ければ完成でした。

ナイスなビッドなだけに、しっかりメイクしておきたいところでした。


全体のハンド
		Oさん
		S Q85
		H 876
		D KJ654
		C T4
LHO			RHO
S T62	 W	S KJ
H KT3	S N	H QJ54
D T972	 E	D A83
C Q97		C J832
		sira_sawa
		S A9743
		H A92
		D Q
		C AK65

裏は、3SbyE 4メイクされ。−170点。−6IMP。


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