sira_sawa - 02/03/28 00:33:27
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トリックを数えること 2002年3月13日 チーム戦 ボード:18 ディーラー:E VUL:N-S 今日のPはいつもとは違うMさん。 ディーラーのEが2NTオープンしました。 20-22HCPのバランスハンドです。 Sに座っている僕のハンドは S 5432 H void D Q976542 C A8 です。もちろんパスしました。 続いてWもパス。 次にNが3Sとオーバーコールしました。 それを聞いたとたん、僕のハンドはものすごくよく見えました。 Eはパスし、Sの僕に再び回ってきました。 しかし、この状況の3Sはどういうものか知らず、 強いのか弱いのかわからなかったのです。 3Sはできそうだなと思いました。 しかし4Sはできるかどうかわからない。 点数を数えるとあっても二人で20点です。 4Sはできないとみて、パスをしました。 RHO sira LHO Mさん 2NT P P 3S AllPass 全体のハンド。 N Mさん S KQJT8 H AQJ95 D void C 975 W LHO E RHO S 9 S A76 H T743 H K862 D JT83 D AK C T432 C KQJ6 S sira_sawa S 5432 H void D Q976542 C A8 S1ルーザー、H1ルーザー、C1ルーザーで4メイクです。 ゲームルーズです。 HCPを数えるのではなく、トリックを数えるべきでした。
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フィネスをしないこと 2002年2月10日 チーム戦、1Session ボード:21 ディーラー:N VUL:N-S 今日のPはいつものMさん。 ビッド経過は以下の通り。 RHO sira LHO Mさん P 5C P 6C AllPass 僕のハンドは以下のようでした。 S32 HJ7 D8 CAKQ86532 以下のようなダミーが開かれました。 W Mさん S AKJ7 H AQ95 D J42 C J7 O.L. DK E sira_sawa S 32 H J7 D 8 C AKQ86532 オープニングリードはDK。これに対してNORTHはD3をフォローしました。 次にSOUTHはDAをとりました。これをハンドでラフ。 一安心です。 さぁて、Sのフィネス、Hのフィネス、どちらでもできます。 しかし外せば終わりです。チャンスは1回きり。 どちらをフィネスしましょうか? どちらにしようか迷って、最後に決めようとCをばんばんとっていく人は たいていフィネスを外してダウンです(僕です)。 フィネスをしてはいけません。 SAKととり、Sスモールをラフするのです。 SQがおちればSJが昇格して6確定です。 SQが落ちなければHフィネスをするのです。 ああ、最近似たようなのを本で読んだばかりなのに。。。 自分が情けない。。。 どうでもいい、全体のハンド。 W Mさん S AKJ7 H AQ95 D J42 C J7 S LHO N RHO S T854 S Q96 H K4 H T8632 D AKQT76 D 953 C 9 C T4 W sira_sawa S 32 H J7 D 8 C AKQ86532 裏は6C6メイク。-14IMP
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幻のスラム 2002年1月19日 ローカル昼、IMP戦 ボード:5 ディーラー:N VUL:N-S 今日はいつものパートナーがいないので、始めてTさんに組んでいただきました。 ビッド経過は以下の通り。 RHO sira LHO Tさん P 1S P 4NT P 5C P 6S AllPass Pの4NTにわっはっは。 なぜなら午前中、やはり僕が1Hでオープンして、 1H-P-4NT-P-5C-P-6H ってのがあったからです。 その時はトランプのブレイクが悪くてどうしようもなく、1ダウンでした。 話は戻って、Pの4NTに、僕が笑いながら5Cをビッド。 Aがないってのに、やっぱりパートナーはスラムをビッドしました。 以下のようなダミーが開かれました。 W Tさん S A942 H AQ98 D AKQT C J O.L. H4 W sira_sawa S KQJ86 H J52 D 94 C KQ9 オープニングリードはH4。 Hのフィネスが成功すればCAにだけ負けてジャストメイクです。 保守的な自分がHフィネスのプランを奨めています。 しかし、好奇心旺盛な自分が語りかけます。 Hのフィネスをするの? 他に方法はないの? 保守的な自分は語ります。 Hフィネスだ。もし失敗しても1ダウンで手を打てる。 その間に、好奇心旺盛な自分がHフィネスをしないプランを見つけてくれました。 「Dのフィネス」です。 Hをフィネスをしないプランは、Dフィネスをすることです。 なんかおかしいような気はしますが、確かにHフィネスをしないプランです。 保守的な自分が語ります。 Dフィネス?そんなことをして失敗したら2ダウンだぞ。 決断の時が迫っています。 どのプランが確率が高いでしょうか。 もし失敗した場合、いくつダウンしても仕方ありません。 そして、ディクレアラーのコール。 「ハートエース」 エントリーを考えつつSを2回取り、 両方が2枚ずつフォローしたのを確認しました。 何事もなくハンドからD4をリードし、 LHOが何事もなくDスモールをカバーしたのを見て、 何事もなく「テン」とコールします。 RHOが、いやそうな顔で「いやねぇ」と言いながら ゆっくりD7をカバーしました。 これでクレームできるのですが、 おっかなびっくなので、 DA、DK、DQと取り、その下にD9、H5、HJと捨てます。 そしてようやっとクレーム。 「CAにだけ負けます。」 全体のハンドは以下のようになっていました。 W Tさん S A942 H AQ98 D AKQT C J S LHO N RHO S 53 S T7 H 4 H KT763 D J86532 D 7 C 8763 C AT542 W sira_sawa S KQJ86 H J52 D 94 C KQ9 全4テーブルが、6Sになったのですが、 メイクしたのは1テーブルのみでした。 時間がたつにつれ、自分の気持ちの整理がついてきました。 どうしてあのプランを選択したか。 それは、オープニングリードがHだったことに他なりません。 どうしてHのリードなのでしょう。 オポーネントはコントラクトを落しにくるはずです。 HKをもっていてHのスモールリードなどという良心的なことをしてくれるでしょうか。 Hフィネスは最も確率の低いプランである。 オポーネントのベストリードがそれを教えてくれたのでした。 もし、オープニングリードがH以外であったなら。 おそらくHフィネスをしていたでしょう(笑)
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ダブルメイク 9月24日 ローカル、MP戦 ボード:9 ディーラー:N VUL:E-W 今日は一人でいって、Y先生に組んでいただきました。 ビッド経過は以下の通り。 Y先生 RHO sira LHO P P 1D X P 1H 2C 4H 5D P P X AllPass ハンドは以下です。 N Y先生 S QT743 H 62 D JT743 C 4 W LHO E RHO S K6 S J85 H AQT874 H KJ93 D K D 98 C KQJ2 C T863 S sira_sawa S A92 H 5 D AQ652 C A975 オープニングリードにHが来ました。 トランプは10枚フィットです。 DKのフィネスはビッドからしてLHOにありそうです。 フィネスはきかなさそうだし、2-1ブレイクならDKシングルトンかもしれません。 フィネスするよりは確率が高そうです。 SKもLHOならダミーに向けてSを打てばSQが生きそうです。 1順目Hで負け。 2順目Hをハンドでラフ。 3順目CAを取る。 4順目CをダミーのDでラフ。 5順目DAをフォローするつもりでDスモールを出す。 RHOはD8をフォロー。ハンドからDAを出すと、見事にDKが落ちる。 DQ、SAと取って 8順目、ダミーに向かってSを出す。LHOからSKが出た。(Sダブルトンだった) 5メイクをクレーム。5DX5メイク、+550点。 むふふう、と思っていたら、 4SX by N 5make (+690) 3DX by S 4make (+570) なあんてのがあって3番目でした。
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同じ6Cでも・・・ 9月22日 チーム戦 ボード:1 (第2試合) ディーラー:N VUL:NONE N S A5 H KQ52 D K73 C AKJ5 W 2番チーム E S KQ84 S JT763 H 987 H JT43 D J6542 D Q8 C 4 C 76 S sira_sawa(6番チーム) S 92 H A6 D AT9 C QT9832 6番チームN-Sは6C6メイクして、+920点(2番チームE-Wが-920点) 一方、 6番チームE-Wは7C7メイクされ、-1440点(2番チームN-Sが+1440点) そうすると、6番チームの結果は差し引き、-520点で、-11IMP (IMP:得点差を国際的なスケールでポイントにしたもの) ボード:18 (第2試合) ディーラー:E VUL:N-S N 2番チーム S KQ8764 H 753 D 92 C 98 W sira_sawa(6番) E S Aj S 52 H AK62 H QJ4 D KQT D A84 C AK52 C JT643 S S T93 H T98 D J7653 C Q7 6番チームN-Sは3NT7メイクされ、-520点(2番チームE-Wが+520点) 一方、 6番チームE-Wは6C7メイクして、+940点(2番チームN-Sが-940点) そうすると、6番チームの結果は差し引き、+420点で、+9IMP 同じ6Cでも、プラスだったり、マイナスだったり、 それがチーム戦です。
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今まで何度かスラムルーズをしていたが、 今日はグランドスラムしたぞー。 8月26日(リストA、MP戦) ボード:26 (2nd Session) ディーラー:E VUL:BOTH Wに座っていて、次のようなハンドをもらった。 SAKQT82 H65 DQ32 CKJ ビッド経過は以下の通り。 LHO Mさん RHO sira 1H P 1S P 3D P 3S P 3NT P (長考)4NT P 5S P 5NT P 6H P 7NT AllPass パートナーの3NTビッド後、 Aの枚数をたずねるのは4Cなのか4NTなのか悩んで長考してしまいました。 結局4NTをビッドしたのですが、Pは親切にAの枚数を答えてくれました。 (後で確認したら、やはり4CがAアスキングかなということでした) AもKも聞けば全部揃っています(笑)。 自分のハンドを基準にすると、 パートナーはS2枚ありそうだし、S3-2ブレイクの確率が最も高いから Sが走ってノー・ルーザーです。7NTをビッドしました。 ハンドは以下です。 E Mさん S 3 H AK842 D AK654 C A9 W sira_sawa S AKQT82 H 65 D Q32 C KJ オープニングリードにCが来て、 ディクレアラーは長考。 S1枚だったんですね(汗) さあて、どうプレイしましょう? Sを頭からたたくのが一番確率高そうですね。 6枚は4‐2ブレイクの確率が最も高いのですが、 2枚のほうにSJがあればSノー・ルーザーです。 3‐3ブレイクならもちろんノー・ルーザーです。 結果は、やはりSを頭から取り、あっぱれ3‐3ブレイクでクレームです。 7Dをビッド&メイクしたペアが1ペアいたけど、 7NTをビッド&メイクしたのは我がペアのみ。 わーい、トップボードぉ。 そんでもって続きがあります。 終わって、7NTやったよって言ってて、じゃあスコアいいかもねと言ってたら、 な、な、なああああああんと、1位ですー。すっごーい。 初なので感激。 しかし、それは2NDセッションのみのスコア。 実は1STセッションは20ペア中19位、つまり下から2位だったのです(汗) 指定席となりつつある順位(笑)なので、あせることもなく、 午後は上がるよー(爆)と言ってたのでした。 午前中よかったらさぞよかったでしょうに。 うれしい反面、悔しい。 気になる方へ、 リストAとは、ビッドコンベンションの制限を示すもので、 リストAは最も基本的なスタンダードのビッドのみ使用可能です。 スプリンター、トランスファー、フォーシング1NT、マイケルズ・キュー・ビッド、ドゥルーリー・フィット などは全て使用不可なのです。 僕たちのペアはほぼ(一応)スタンダードなので、 いつも通りのビッドなのです。にゃはは。